「肩こりが治った!」

33期生 川村知子





私は中学生の頃から肩こりがひどく、両親がマッサージに行くついでによく連れて行ってもらっていました。高校、大学になっても状況は変わらず、特に社会人になってからはデスクワーク、深夜残業やストレスに加えて、外でお酒を飲む回数や食べる量が増え、最低でも2週間に1回、ひどい時は一週間毎日マッサージに通う日々を過ごしていました。


 家や会社の近くのマッサージ、カイロプラクティック、接骨院など様々な治療院を試し、低周波治療器、ドラッグストアに売っている肩こり解消グッズ、シップなど、たくさんのグッズ類も試しました。どれも一時的には解消されても効果は長続きせず、カチカチに固まった肩をトンカチで叩いてしまいたいとよく思ったものでした。


 肩こりだけでなく、口内炎やヘルペス、鼻の中のできもの、顔の下部分のニキビ、ものもらいは年中できていたし、花粉症、鼻炎にも悩まされていました。私の肩こりは遺伝だし、そういう体なんだからしょうがない、マッサージにいって解消するしかないとあきらめていました。


 2年前、結婚を機に引っ越しました。それまで通っていた馴染みの接骨院から離れてしまったので、一からマッサージ屋探しが始まりました。会社や家の近くのマッサージ屋をいくつか試し、やっぱりいいお店が見つからないとあきらめの境地で入ったマッサージ屋さんで、今に繋がるきっかけに出会えました。


 そのマッサージ屋さんは主に首の骨のコリをほぐして肩や腰も治すという治療法で、そこではじめて骨と内臓には関連性があることを教えてもらいました。早速インターネットで骨と内臓の関連性を調べると、井本整体のホームページにたどり着き、すぐさま井本先生の本を買って読んだところ「食べ過ぎからも肩こりになる」と書いてありました。


 以前から飲みすぎた翌日は内臓が重く、肩こりや腰痛がひどくなることを実感してはいたものの、原因がわからなかった私は、「そういうことだったのか!」と目からうろこが落ちる思いで先生の教えにひきこまれていきました。


 当時の私は10年間一生懸命やってきた仕事がこれ以上深められないことを実感し、また子どもができたら今の仕事はきっと続けられないこともわかっていたので、今後一生取り組んでいけるテーマ(仕事)を見つけようともがいていた時期でもありました。そのため毎朝会社に行くのが億劫でベッドの中でぐずぐず起き上がれずにいました。


 ところが井本先生の本に載っていた体操をいくつか試した一週間後、十数年ぶりに肩から羽が生えたような軽さを覚え、朝起きることができたのです。ちょうどその頃、子育て中の友人から「肩や腕のコリはひどいし、子どもが小さい頃は自分の時間は全くないよ」と聞かされていました。そのため、子どもができる前に自分で肩こりを解消する方法を身につけなくちゃと思っていた矢先、井本整体の体操でこれほど自分の体を改善できることに驚きを覚えました。


 また認定指導者の先生の操法を受けたところ、操法後に肩こりが解消されたのはもちろんのこと、これまで猫背気味だった姿勢から背筋がしゃんと伸び、腰が上半身をしっかり支え軽快に歩けるようになりました。これまでカチカチに凝り固まった私の体を大きく変えてくれた井本整体に深い感銘を受け、一生のテーマにしようと井本整体で勉強することを決めました。


 井本整体に入って10ヵ月がたちます。入って1ヵ月後に参加した東京セミナーで食べ過ぎ体操をやったところ、指導者の先生から「40代のオヤジの体だ」と言われ34歳女性の私はショックを受けました。「食べ過ぎからも肩こりになる。体の欲求をきちんと聞くこと」という井本先生の教えを即実行して腹八分目にしたところ、体が面白いほど変わっていきました。


 肩こりが軽減されたのはもちろん、胃の調子が悪いことが原因でできる口内炎やヘルペス、顔の下部分のニキビ、呼吸器の調子が悪いことが原因の鼻水や鼻の中のできものがほとんどなくなり、体の倦怠感も格段に解消され朝の目覚めもよくなっていることに気付きました。


 道場生の先輩方からは「最初は肩ががっちりしてたけど、すっかり変わってやせたね」といわれ、友人からは口ぐちに「本当にやせたね」といわれ、10年来通っている美容師さんに肩をマッサージしてもらった時は「鉄板だった肩が本当に軟らかくなりましたね」といわれるようになりました。体重は3キロ程度減っただけですが、肩の力が抜けて下丹田(下腹)に力が集まり姿勢がよくなったから、余計にやせて見えるのだと思います。


 今でも精神的なストレスがかかると、頭の緊張から体がこわばったり、食べ過ぎ飲み過ぎで肩こりになったり、呼吸が浅くなることがよくあります。道場で操法や体操を行う時、「腕や手ではなく腰から力を送る」ことが大切なのですが、長年肩にぎゅっと力をいれて腕と手の力を使ってきたので、特にストレスがかかったり余裕がない時はどうしてもその癖がでてしまいます。でもそんな自分の体を受けとめて要求を感じ取り、自分に必要な体操や操法をしたり呼吸法を行うことで体は整ってくるようになり、快適な日々を送ることができるようになってきました。


 この感動と喜びを一人でも多くの方と分かちあえればと思います。東京セミナーがひとつのきっかけになれば嬉しいです。

 

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